旅について

16歳の頃にみた映画

始まりは、はすっぱな女の子、アディがお母さんの埋葬のときにお父さんと出会うところから。

アディはお葬式でしましまの長い靴下を履いていて、
白黒の世界で、お葬式のシーンで、その縞はとてもきれいに見えて憧れる。

ある日出掛けたマーケットで購入。それから特別な時に履くこと5年。
恋人とデイトのときや演奏会にもよく履いて出て行ったね
あるときは、芝居で使うから貸して欲しいとか。

そんな風にして、しましまはだんだんと色あせて、
いい存在感を帯びて。
くたくたと。
いいね。

ペーパームーンが登場するのは
移動式遊園地の場面。
紙でできた三日月さんに腰かけて
記念撮影。
いい
いいよ
ぐっときた。
それを父さんと写りたかったアディの気持ちに。

移動式の遊園地というとジプシーやボヘミアンの暮らしって想像するけど、
そういうスタイルで生きてる人々を描いたお話には目がない。

800番への旅 (岩波少年文庫)

800番への旅 (岩波少年文庫)

旅するように
生きる

ブラジリアのばあちゃんは
旅には2種類あるって云ってたなあ
精神の旅
空間を移動する旅とが。
どちらともに魅力があり、ばあちゃんは自分の小さな農園にいて、
世界中のことを描いた本を読むのだという。

ばあちゃんは
今頃、草と格闘中かなあ。
じいちゃんは、豚と戯れているのか。

会いたいですよ、地球の裏側。
足の裏を通して、伝わるかな


私の旅は
どこまでゆくのやら。
終わりなどいらないか。
進めヒョウタン島!
ガバチョと色んなことを見て生きてゆきたいね。

また
魂の震えるような、震えるような
恋に落ちるな

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今日は「+メガネ」の中に入る広告の撮影。

4年ぶりに香川のダイヤンと会う。
学生だった頃に、急に心が立ち戻ってしまい、
胸がいっぱいになってしまったんだ。
彼の、穏やかな空気に、相変わらず魅かれる。

ダイヤンがまっすぐにいい心で以って向かってくるから
私はいつもなんかしてあげたくなる。
明日香やマッキーと似てるかも。
私をどきどきさせる人たち。

いつもありがとう

東高円寺にMistyというライブハウスを作った
エビコテツヤ(シャチョー)氏が、わたしに、たくさん企画をさせてくれたのをおもいだすのだ。「まいこ、お前がなりたいまいこになれ」とシャチョーが云った夜を思い出すのだ。

ありがと人生