じぷしいのように

じぷしいのように
上海からフランスを鉄道に乗っかって旅をした
という
その珍道中を
茂田井さんの目線で
すごくやさしく書き留めているので、
そのページを繰るごと
すかっり好きになっていってしまった。

この本と出会ってから、ton paris
など、色々図書館へ行って地下室から引っ張り出してもらい見せていただいたけど。
やっぱり、この日記を書いていた頃の、
パリのカフェーで皿洗いをやってた頃の、
茂田井武さんはいいとおもい。

でも、日記の文面には、その人自身がにじみ出てくると思うので、
わたしはいつの時代の、ではなく。
この人そのものに、魅かれました。

思いが募るあまり、茂田井武さんにささげる
「月面は遠く」という歌をつくりました。
これをうたうと、決まってどこかへいってしまうのです。


茂田井武さんがなくなったのが、11月2日で、私の誕生日なので、
これまた、なんとなく、こころにくるものがあります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あてもなくおしらせ。
2006年9月18日敬老の日に、お話演奏会をします。
自分の企画でおおきいのは2年ぶりなので、たのしみです。

2006.9.18
荻窪 名曲喫茶 ミニヨン
http://members.jcom.home.ne.jp/stmera/mignon/

「3つの夜をかけぬけて」

出演:長屋まひこ・貝芯のえみ

18:30開場 19:00開演

お飲み物、クッキー付きで1500円

たのしみだな。

限られた時間の中で、貝芯のえみ氏と2人。
笑い転げながら訓練中。
わたしはこの人の、舞台上での精神がすきなんだ。
同じ時代に生きられてうれしいな
どうぞよろしく

                                                                                                                        • -

じいちゃんが
なくなったとの連絡があり、
花火でやけどした私の腕に
アロエを塗りつけて、
なめさせて、
日本酒をカップで飲んでいた姿が浮かび、
なんだか、
なんだか、


なんだか



いのちは ふしぎ
なんだなあ

当たり前のようにいて
知らせは当たり前のようには訪れぬのだ。

なんだろなあ
母は
どんな顔しとるんやろか

わたしは
なんだかそばにいきたくなっていますよ
おかあさん